はじめに
日の入までいて、ぜい提灯の灯りがともった、よく旅行雑誌に出ているあの夜景を見たかった九份ですが、私の体調不良で早々に引き上げてきました。
今回は、初日のもう一つのお楽しみだった台湾で最も有名な夜市である「士林夜市」での体験を書きます。
士林夜市で再び衝撃的な臭いと出会いました!
こうして備忘録的に2年前の旅行記を書いていますと、写真の少なさに気づきます。
きっとそれくらい、私が疲弊していたのでしょうね。(-_-;)
さて、そんな私は九份のセブンイレブンで衝撃的な臭いにダメージを受けたまま、ホテルに戻りチェックインを済ませ、少し、休憩してから士林夜市に出かけました。
台湾の夜市、これもまたこの時の旅行で私が楽しみにしていた場所でした。
中でも士林夜市は、最初に台湾観光に訪れた者なら必ず行くと言ってもいいくらい定番中の定番の夜市です。
ただ、残念ながら何度も書いていますが、臭いと疲れでくたくたになっていた私は、この時もハンカチで口と鼻を塞いだ完全防備スタイルです。(-_-;)
屋台通りを楽しそうに行きかう人々の中をびくびくしながら歩いていきます。
すると、再び私を強烈な臭いが襲ってきたのです。
衝撃的な臭いの正体、これが有名な臭豆腐です!
なんでしょう。
これは、九份のセブンイレブンで出会ったチャーイェタンとはまた違う臭いです!
その臭いの発生源と思われる屋台を見てみると、それがかの悪名高き臭豆腐だったのです。
もちろん、好きな方にはたまらないと思います。
あくまでも私が受け付けないだけですので、誤解のないようにお願いいたします。
少なくとも私には合わなかったという事ですね。
弱った体に追い打ちをかけられ、その上、奥さんが娘へのお土産選びの為、ドラッグストアや化粧品店を次々をはしごする間、座る場所もなく外で待ち続ける、よくあるお父さんの図です。
これ、男の人はつらいですよね。
女の人が化粧品関係を選び出しちゃうとね・・(-_-;)
毎日がお祭りのような夜市は楽しそうです!
まあ、ずっとお店の前に立っていてもお客様の邪魔になるので、一人で夜市をブラブラしていました。
私は意外と知らない場所を一人でぶらぶらするのが好きなんです。
士林夜市は活気がみなぎっています!
疲れてはいましたが、まるでお祭りのような活気、若者たちの楽しそうな姿、お年寄りたちも元気だし、これが毎日、日常の姿と思うと、なんだかうらやましくも感じました。
小さい頃、お祭りの日は朝から何か目が覚めてわくわくするような・・
そんな興奮があります。
これが毎晩なんですから、どんだけ楽しんだろう。
ああ、それにしても全然食欲がわかない。
せっかく夜市に来ているのに、本当、もったいない話ですよね。
そんなこんなで、娘へのコスメのお土産を購入した奥さんと合流し、とりあえず何かを食べようか、となったのですが、食欲がなかったので、かき氷を食べようという事になりました。
台湾で初めて美味しい食べ物に!
そこそこ有名というかき氷さん屋さんに入りました。頼んだのが定番の「マンゴーかき氷」です。
小さいお店でしたが、運よく座れ、さっそく食べます。
新鮮なマンゴーがふわふわなかき氷の上にふんだんに乗せられ、口当たりの良さがとてもよく、九份から全く食欲が無かった私が初めて口に出来た食べ物でした。
いや、もしかすると台湾に到着してから初めてといっていいかもしれません。
美味しい!!
大袈裟ですが、身体にスーと浸み込んでいく感覚でしたね。
ちょっとだけ元気が出ました。
ただ、ホテルに帰り、奥さんがお風呂に入っている間に娘あてにiphoneXで録画した私の口から出たのが、
「多分、もう台湾には来ません!」
だったのは、ここだけの話ですが・・・(-_-;)
こうして長いようで短かった台湾初日は終わっていきました。
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