こんにちは、natsuです。
2019年10月に初めて3泊4日で女子大生の娘と台湾旅行に行ってきました。
台湾旅行は7度目でしたが、これまでは2泊3日でしたので1日増えたことによって高雄にまで足を延ばすことができました。
たかが1日ですが思った以上に気持ちにゆとりができて充実した旅になりました。
そこで今回は、私が実際に旅した3泊4日のプランを良かった点、いまいちだった点をまじえてご紹介します。
これから台湾旅行を3泊4日で予定されている方の参考になれば幸いです。
【1日目】▷十分~九份~士林夜市
1日目は台湾観光の王道コースですね。
娘は十分自体が初めてで、私もランタンを飛ばしたのは初めてでしたので新鮮な時間となりました。
12時30分▷松山空港に到着
私も娘も松山空港は何度も来ているのでさくさくと手続きをすませ両替をしてからタクシー乗り場に向かいます。
松山空港から台北市内までは大体700円くらいでしょうか。
私達が宿泊したコスモスホテル台北は台北駅からすごく近い立地でしたが、225元(約800円)でした。
所要時間は渋滞していたので20分ほどかかりましたね。
それでも日本と比べるとかなり安いです。
乗換がなければMRTがもっと安くていいのですが、台北駅方面だと乗換があるので私達は時間の節約でタクシー利用が多いです。
13時30分▷ホテル到着、荷物を預ける
コスモスホテル台北に到着してまずは荷物を預けます。
ただラッキーな事にこの日は既に部屋の準備が出来ていたのでチェックインが出来ました。
早速、部屋にスーツケースを置き貴重品を金庫に入れて身軽になったところで観光に出発します。
コスモスホテル台北はホテルの前に台北駅への出入り口(M7.M3)が二つあります。
なのでとても便利、もし雨が降ってもほとんど濡れる事なく台北駅地下街に行けますのでおすすめです!
14時30分▷台北駅フードコートでデザート・豆花
十分へ行く台鉄の出発時間まで時間があったのでまずは甘いものを食べる事にしました。
台北駅の中央ホールの2Fのフードコードに行きます。
「小南門傳統豆花」で豆花を食べて少し休憩しました。
台湾と言ったらマンゴーかき氷、タピオカ、そしてこれですよね。
15時26分▷台北駅出発 台湾鉄道で瑞芳駅へ
日本で予約を取ろうとしたら満席で取れなかったので自由席でのんびりと鉄道の旅です。
15時26分に台北駅を出発して瑞芳駅に16時13分に到着予定です。
車内は日本の電車とさほどかわらない感じです。
あっという間に乗換駅である瑞芳駅に到着です。
16時13分▷瑞芳駅に到着、しばし駅周辺散策
予定通り、瑞芳駅に到着しました。
十分駅の平渓線の出発時間が17時なので少し駅周辺を散策して時間をつぶします。
瑞芳駅前には屋台が出ていたり、「美食廣場」というフードコート的なお店もありますよ。
駅周辺は車、バイクの通行量が半端ないので、くれぐれも事故に合わないように注意してください!
17時▷平渓線・瑞芳駅出発、十分へ・ローカル鉄道の旅
十分ヘは約30分です。
平渓線は緑豊かな自然の中を走るローカル鉄道で、雰囲気たっぷりな時間が過ごせます。
十分駅に近づいてくると車窓からランタンが大空に飛んでいくのが見えますよ。
のんびりと列車の旅が楽しめる平渓線はローカルチックでおすすめです!
旅情気分が高まりますよ!
17時36分▷十分駅に到着、ランタン上げに挑戦!
線路を挟んで両側のホームに屋台が立ち並んでいます。
夜市のようで楽しいですね。
早速、娘と一緒にランタン上げに挑戦してみました。
思い思いに願いを書き込んでお店のお兄ちゃんに言われるままいろんなポーズをさせられて写真をバシバシ撮られてから、いよいよランタン上げです。(笑)
私と娘の思いを込めたランタンが気持ちよく一気に夕暮れの空に吸い込まれていきました。
うん、ちょっと恥ずかしかったけどなかなか良い経験でした!
ランタン上げはお店選びで迷うかもしれませんが、どの店も値段は同じです。
お父さん世代はちょっと恥ずかしかったり面倒な気がするかもしれませんが意外と楽しかったりします。
家族とのきっといい思い出になると思うのでぜひ挑戦してみてください!
十分は18時を過ぎるとお店が閉まってきます。
帰りは後の予定を考えると18時32分発の瑞芳駅方面への電車に乗る必要があります。
結局、私達は九份へはタクシーで行くしかなくなりましたので十分へは少し早めに到着した方が良いと思います。
または18時までにランタン上げを済ませ、さくっと出店で何かを食べて18時32分の電車に乗る。
でも次に九份に行くなら16時半くらいには十分に着いていた方がいいと思います。
19時30分▷九份に到着、店じまいが始まっていました・・
十分で電車に乗り遅れた私達はタクシーで九份まで行きました。
タクシー料金は900元(約3200円)、所要時間は約40分でした。
ただ十分同様、九分も既に店じまいが始まっており食べ歩きなどは出来ず夜景を見ながらの散策程度になってしまいましたね。
遅い時間に到着してお店は閉まっていましたが提灯に灯りがともり幻想的な雰囲気は十分楽しめますよ!
九份は観光地ですが店じまいが早いです。
十分と同じと考えれば出来れば18時までには到着した方が良さそうです。
タクシーは最初はぼってきます。(笑)
2000~2200元と言って来たらスルーしましょう。
相場は大体、1000元前後です。
20時40分▷士林夜市に到着、B1美食区で夕食
タクシーで士林夜市まで行きました。
タクシー料金は900元(約3200円)、所要時間は約45分くらいです。
B1美食区で食事をとり、娘と台湾ビールで乾杯!
私の至福の時間です。(笑)
22時▷コスモスホテル台北に到着、1日目終了
十分、九份、士林夜市と1日目としてはやや欲張りな日程になりました。
今考えると十分に行くのを1時間ほど早めれば良かったと思いますね。
予想以上に店じまいが早いです。(-_-;)
観光拠点に台北駅に近いコスモスホテル台北にしたのは大正解でしたね。
【2日目】初めての高雄観光・美麗島駅~龍虎塔&象山登山
2日目は初めて高雄まで足を延ばしてみました。
3泊4日の恩恵ですね。
台北観光にプラスワンで高雄、あるいは台南なんてプランも可能です。
最後に台北No1の夜景ポイント、象山登山もあったのでかなりハードな2日目です。
7時▷ホテルで朝食
台湾新幹線の出発時間が早いので7時にホテルの朝食を済ませ、8時前にはホテルを出発しました。
台北駅地下街はすぐ目の前のなので本当に便利です!
8時31分▷台北駅出発、台湾新幹線で佐営駅へ
台湾高鐵の切符は日本で予約していきました。
台湾新幹線自体は日本の新幹線と同じです。
1時間半ほどかかりますが、アッという間に着いてしまいます。
私はこれまで2回、台湾新幹線の普通の指定席に乗りましたがいずれも座席にコンセントはありませんでした。
なので新幹線内でスマホなどを充電しようと思っている方は注意してくださいね。
10時5分▷佐営駅(高雄)に到着
さすが新幹線、予定通りに到着します。
台湾新幹線に高雄駅という駅はなく、佐営駅が高雄ですのでお間違いのないように。
10時40分▷美麗島駅に到着、光のショーは11時から
「世界で最も美しい地下鉄駅」世界第二位に輝いたという美麗島駅に向かいます。
11時からのライトショータイムを目指したのですがあいにくこの日は中止でした。
残念でしたが、普通の状態でも十分その美しさは堪能できますよ!
ステンドグラスがとても美しいので全体を写真に写したいのですが大きすぎてなかなか収まりません。
なのでGoProなどの広角レンズのカメラがあると便利ですよ。
11時20分▷中央公園駅に到着、駅周辺を散策
美麗島駅から一駅で「世界で最も美しい駅」第五位に選ばれたという中央公園駅があります。
駅を出る前の伸びやかなエスカレーター越しにみえる青空、両サイドの緑のコントラストが絵になる駅です。
有名な観光地である美麗島駅から一駅という便利さ、駅周辺も広々としていてのんびり散策するのも気持ちいいですよ!
12時▷鹽埕埔駅に到着、「鴨肉珍」でアヒル料理を堪能
鹽埕埔駅から徒歩5分くらいでアヒル料理の名店「鴨肉珍」があります。
初めてのアヒル料理は日本人の口に合う美味しさです。
2人でお腹いっぱい食べて800円もしないお安さです!
台湾の大抵のお店はお水やお茶が出ませんのであらかじめ水やお茶は買っておいた方が良いと思います。
13時30分▷高鐵・佐営駅に到着、龍虎塔へ徒歩で30分!
高雄といえばここ!というくらい有名な「龍虎塔」に行きます。
タクシーやバスでもいいのですが、私達は30分かけて歩いていきました。
10月とはいえ高雄は台北より暑いのでなかなかのものでしたが日陰に入ると風が爽やかで娘と2人良い運動になりましたよ。
龍虎塔は入場無料ですが、中に入るとすぐに募金箱があります。
気持ち程度で構いませんので募金すると係のおばちゃんから記念のポストカードがもらえますよ!
蓮池潭の周辺は「龍虎塔」以外にもたくさん見るべき場所や建物があるので、もう少し時間を取ればよかったと思いますね。
14時50分▷佐営駅に到着、しばし休憩
帰りも30分くらいかかりました。
佐営駅に到着して少し甘いものを食べて新幹線の出発を待ちます。
こんな時間もまた楽しいものです。
15時15分▷佐営駅出発
行きは佐営駅が終点でしたので安心して眠れましたが帰りは台北駅が終点ではないので少し眠って休憩して起きていました。
しかし隣で娘はお気楽に寝ていましたが・・(-_-;)
16時54分▷台北駅に到着、そのまま象山へ
台北駅に到着後、休む間もなく台北No1の夜景を見るべく象山に向かいます。
17時20分▷象山駅に到着、台北の夜景を見るならここです!
象山の登山口へは10分そこらで行けます。
象山自体も30分くらいで絶景ポイントに到着しますが、暑い時期に行きますと滝のような汗に襲われます。
ただ台北の夜景を見るならやはりこの象山が一番だと思います。
台北101の素敵な夜景を撮りたいならこの象山がおすすめです!
登山の途中でもそこそこの夜景が見えますよ。
暑い時期、湿気の多い時期に登る方はあらかじめ着替えを1日分多めに用意しておいた方がいいですよ。
汗が半端ないです!
18時40分▷鼎泰豊台北101店で夕食
象山駅から台北101へは一駅という近さです。
80分待ちでしたが毎度おなじみの美味しい料理を楽しみました。
娘についでもらう台湾ビールは格別です!(笑)
21時40分▷寧夏路夜市に到着
すでにお腹いっぱいの私達ですので、ぶらっと流して夜市の心地いい喧騒だけ身体にしみこませてホテルに向かいました。(笑)
22時20分▷コスモスホテル台北に到着
2日目は初・高雄でしたが、予想以上に良いところでしたね。
南国ムードたっぷりでまた行きたいと思いました。
実際にすぐ翌月に行きましたね。(笑)
最後の象山登山までかなり歩いたのですぐに寝ました。(-_-;)
【3日目】朝市~西門~猫空~淡水の夕日は間に合わず!
3日目のメインは個人的には淡水の夕日を娘と見る事。
娘とは2度目の淡水ですがもう一度、綺麗な夕日を見たいと思ったのですが・・
9時30分▷雙連朝市&世紀豆漿大王で朝食
世紀豆漿大王は雙連朝市のすぐそばなので朝食と朝市観光の両方が簡単にできます。
鹹豆漿が個人的にはおすすめです。
2人で食べても400円もしない驚きの安さなのでぜひ行ってみてください。
11時▷「冰讃(ピンザン)」で名物・マンゴーかき氷を
「芒果雪花冰」(マンゴーかき氷)の超有名店です。
開店時間の11時には既に行列が出来ています。
冷凍ではないマンゴーが味わえます。
お店を開いているのが台湾マンゴーの収穫期の4月の中頃~10月だけなので、日程によってはお店は開いていませんのでご注意を。
12時▷龍山寺から歩いて西門へ
旅行中の安全、帰りの無事、そして家族の健康をお祈りしました。
龍山寺から西門へは歩いていくことにしました。
とにかく歩くのが好きな私達親子です。(笑)
13時▷西門に到着、食べ歩き
結局、龍山寺から30分以上かかった気がします。(-_-;)
西門では西門紅楼をぶらぶらし、巨大フライドチキンやタピオカミルクティーの食べ歩きをして楽しみました。
14時30分▷動物園駅に到着、猫空(マオコン)ロープウェイ
ロープウェイはノーマルタイプと底が透明ガラスになったクリスタルキャビンの2種類があります。
どちらも同じ料金なのでクリスタルタイプでスリル満点な時間をおすすめしますよ!(-_-;)
猫空駅に着いたらカフェで休憩、景色もいいですよ。
悠遊カードが使えますので来る前にしっかりとチャージをしておきましょう。
またロープウェイは相席相手も重要なので列の前後の人を見て並び順を計算するのも一つの手ですよ。(笑)
18時▷淡水駅に到着、夕日には間に合わず
この時期の台湾の日没は17時半くらいだったでしょうか。
残念ながら夕日には間に合いませんでした。
ただこれはこれで夜の淡水も賑やかで夜景も雰囲気たっぷりで十分楽しめます。
19時20分▷淡水の海岸沿いのイタリアレストランで夕食
外の喧騒が嘘のようなこじゃれたレストランで娘と台湾ビールで乾杯!
もうこれだけで父は幸せの絶頂です!(笑)
「源味本舗」という巨大カステラの有名なお店があります。
カステラと言ってもシフォンケーキのような美味しさなのでホテルで食べる用としてぜひ買ってみてください。
20時40分▷コスモスホテル台北に到着
3日目は楽しみにしていた淡水の夕日に間に合わないというアクシデントがありました。
反省点としては龍山寺から西門まで歩いてしまったこと、猫空のカフェタイムで時間を取ったことが響いた気がします。
まあそれも良い思い出なのでよしとしましょう!
【最終日】二二八和平公園~永康街~中正紀念堂~微熱山丘
いよいよ最終日です。
3泊4日だと名残惜しいという寂しさより充実した満足感の方が強いですね。
8時▷朝食後、チェックアウト
最終日は少し遅めに起きて8時から朝食です。
8時半ごろチェックアウトを済ませ、荷物をフロントに預けます。
8時50分▷台大医院駅に到着、二二八和平公園を散策
台北駅から一駅なのでとても便利です。
二二八和平公園は広くて短時間では回り切れないのでサクッと見て回ります。
台湾の歴史も学べるし太極拳をしている地元の方達もいて朝の散歩にはぴったりです。
9時30分▷中正紀念堂に到着、10時から衛兵交代式見学
何度来ても中正紀念堂は壮大で見栄えがします。
また衛兵交代式ももういいか、と思いつつ見てしまいますね。(笑)
やっぱり格好いいですからね。
10時30分▷東門駅に到着、「来好」でお買い物
台湾の有名雑貨店「来好」です。
ちょっとお洒落なお土産ならこのお店がおすすめです。
お土産を買う時間がない方は、松山空港の搭乗口付近のお土産ショップの中に「来好」が入っています。
種類は少ないですが定番の物なら置いてありますし価格も少し安いので最後に空港で買うのもありですよ。
11時▷鼎泰豊本店で台湾最後の昼食
台湾での最後の食事はやはりここでしょう!
というわけで鼎泰豊本店で昼食です。
間違いないですね!
12時30分▷台北駅に到着、地下街でカフェ
少し早めに台北駅に戻り、カフェタイムなどしながら休憩します。
コスモスホテル台北は駅近なので余裕があります!
13時▷ホテル到着、荷物を受取りタクシーで松山空港へ
ホテルでタクシーを手配してもらい松山空港へ向かいます。
空港までは15~20分くらいです。
13時20分▷松山空港到着
空港に到着して空港カウンターの準備が出来たらチェックインしてスーツケースを預けて身軽になります。
台湾旅行の最後は微熱山丘(サニーヒルズ)にパイナップルケーキを買いに行きます。
14時40分▷微熱山丘(サニーヒルズ)に到着
14時20分ごろに空港を出発して大体20分くらいでお店に到着します。
途中の街並みが好きで私達は歩いていきますね。
お馴染みのパイナップルケーキ1個と温かいお茶のサービスを受けてお土産用に購入してまた空港に歩いて戻ります。
15時▷松山空港に到着
空港に到着後、出国手続きを済ませ後はラウンジで休憩して最後のお土産をぶらぶら見ながら搭乗時間を待ちます。
搭乗口付近の「創藝生活」という新しく出来たお土産ショップのトイレは超綺麗でお洒落なので必見ですよ!(笑)
16時45分▷松山空港出発、20時50分▷羽田空港到着
帰りの飛行機の窓からかすかに台北101が見えると高まります。
なにか台北101が私達を見送ってくれているかのように感じるんですよね。
結論:2泊3日もいいが3泊4日なら尚良い!
まあ、当たり前ですが1日余分に滞在できるというのは余裕が出来て良いですよね。
もちろん週末の休みに1日有給をたして海外旅行が楽しめるのが台湾旅行の良さですが、たまには有給を2日取って3泊4日にするのも有りだなと実感しました!
さて、私がご提案した3泊4日のモデルプランはいかがでしたでしょうか。
実際に私が旅したプランなので市販のガイドブックよりは少しだけリアルに感じていただけたのではないでしょうか。
多少、時間配分を間違えた部分もありましたがそんなことも含めて旅の醍醐味だと思っています。
それでは、皆様も素敵な台湾旅行をお楽しみください!
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今回、ご紹介したコスモスホテル台北以外にも駅近ホテルはありますのでぜひご覧ください。
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高雄は最近では日本の観光客にも人気が出てきましたが、意外とガイドブックって少ないんですよね。
その中ではこの「地球の歩き方」がかなり参考になりましたので一応紹介しておきますね。
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