2019年10月、娘との2度目の台湾旅行、2日目です。
この2日目がある意味、今回の旅行のメインイベントでもあります。
これまで2泊3日だったのでなかなか遠出が出来ませんでしたが、今回は初の3泊4日です。
この追加された1日を使えば、台北+台南、あるいは台北+高雄などのプランが可能となります。
台南か高雄か迷った結果、現地に着いてからのアクセスの良さを優先して高雄に行くことにしました。
高雄は、予想以上に南国チックでとても気に入りました!
それでは高雄日帰り観光の前半のメイン、「美麗島駅」までをご覧ください。
台湾新幹線で台北から高雄へ
2日目は日中は高雄観光、夕方から夜にかけては「象山」登山という超ハードなスケジュールです。
なので、早起きをしました。
7時にはホテルで朝食をさくっと済ませます。
ここは日本か!というくらいに日本人観光客でいっぱいです。(-_-;)
一旦、部屋に戻ってから8時前には出発。
新幹線(台湾高鐵)は日本で予約が便利!
台湾新幹線(台湾高鐵)はあらかじめ日本で予約をしていました。
なので窓口に行ってお姉さんにプリントアウトした予約番号が記載された「予約明細」とパスポートを渡せば切符がもえらえます。
本当に楽です。
ほとんど「シェーシェー」だけでOKです。(笑)
ただ本人確認がいるのでパスポートは忘れずに持って行ってくださいね。
一応、台湾高鐵公式HP(日本語)を載せておきますね。
日本語表記ですし、使い勝手もいいのでとても便利ですから利用した方がいいです。
高雄(佐営駅)まで1時間半!
台北駅から佐営駅までおよそ1時間半です。
8時31分発の10時5分着です。
そうそう、新幹線の高雄駅というのはありません。
終点の佐営駅が=高雄ですので、お間違いのないように。
終点なので乗り過ごすこともないし、1時間半とはちょうど眠るのに良い時間です。(笑)
というわけで娘は早速寝ています。(-_-;)
娘が寝ているうちに景色はどんどん風情のある田舎に変わっていきます。
新幹線の車体自体はかなり古い年式な気がします。
コンセント関係もなかったのでスマホなどの充電は出来ませんね。
10時5分、定刻通りに佐営駅に到着しました。
いやあ、さすがに新幹線です。
時間もぴったりですね。
「美麗島駅」世界で最も美しい地下鉄駅・第2位
美麗島駅はアメリカの旅行サイトで「世界で最も美しい地下鉄駅」第2位に選ばれるほどの駅です。
皆さんも旅行雑誌など一度は目にしているかと思います。
そんな美麗島駅の中でも一番の見どころは、改札の外にある地下1階のホールです。
ここに4500枚ものステンドグラスを使った「光のドーム(Dome of Light)」があります。
高雄日帰り観光の午前中のメインは、この「美麗島駅」の光のショーを見る事でした。
美麗島駅へのアクセス
新幹線の佐営駅を出て、そのまま「MRT」の看板を目指していくと一旦外に出ます。
MRT佐営駅の入り口はすぐに見つかります。
紅線なので赤色の路線を目印にしてください。
美麗島駅へのホームは「小港」方面です。
台湾のMRTはとても使いやすいのですが、どちらのホームかとっさの判断がしにくいのが欠点ですね。
それは、次の駅名が看板に書いていないからなんですよ。
終着駅の駅名が書いてあるので一瞬、どっちだっけ?てなりますね。(-_-;)
美麗島駅は佐営駅から6駅目です。
10分そこらで着きます。
悠遊カードが使えますので楽ちんです。
光のドームへのアクセス
地下1階の改札前に「光のドーム」はあります。
これはひたすら「穹頂」の看板を頼りに進みましょう。(笑)
ちゃんと「Dome of Light」と表記されていますので間違いありません!(-_-;)
そうして歩いていると改札の向こうにド派手なステンドグラスの柱が見えてきますのですぐにわかります!
光のショー、まさかの中止!
11時の光のショーに間に合うように新幹線の予約も取ったのに、中止でした。(-_-;)
10時40分に着いたのですが、何やらスタッフさん達が舞台やらライトやらの設営をしていたのでてっきり「光のショー」の準備かと思っていました。
しかし11時を過ぎても一向に始まる気配がありません。
これは、もしや香港の「シンフォニーオブライツ」のように気付かないうちにひっそり始まり、いつの間にか終わっているというパターンなのか?(笑)
そんな疑問を抱きながらうろうろしていると何やら張り紙があり、どうやら今日は中止みたいだ。
ではあの設営準備はなんだろう?と見ていたら何やらバイクの新発売イベントだった様子。(-_-;)
うーん、まあ素のままでも十分綺麗なのでよしとしましょう!
ちなみに「光のショー」のスケジュールです。
金曜、土曜が追加のショーがあるようですね。
月曜~木曜 | 11時 15時 20時 |
---|---|
金曜 | 11時 15時 19時 20時 |
土曜 | 11時 15時 17時 19時 20時 |
しかし、予想外に大きくてどう撮っていいものやら・・
他の人達の撮り方を見ているとどうやらかなり被写体から離れて撮っている様子。
そんなこんなで、ここだけで40分近い時間と膨大なスマホのバッテリーを使いました。(笑)
それにしても、この何気ない駅にこんな派手なアート作品を造ってしまう台湾。
台北駅や淡水駅もそうですが、国土の大きさに抗うような大胆さが何とも素敵です。
台湾の一つ一つの駅を見て回るのも私の好きな時間ですね。
そんな駅の一つが次に行った「中央公園駅」です。
「中央公園駅」世界で最も美しい駅・第5位
正確に言うと、アメリカのフェヴサイト「PolicyMic」でニューヨーカーが夢見る、世界で最も美しい駅の5位に輝いているようです。
というのもありますが、今回私が予定に組み入れたのは「美麗島駅」から一駅だというその近さが最大の理由です。(-_-;)
高雄の大まかな予定としては、午前中は「美麗島駅」、午後は「龍虎塔」でしたのでちょうどその中間を埋めるのにいいなと。
謎のキャラクターが出迎えてくれます。(笑)
ですが、ここなかなか良かったんですよ!
広々とした構内に緑に囲まれた中にスゥーとエスカレーターが伸びやかに造られています。
中央には水が流れており高雄の暑さを幾分、涼しげに演出してくれます。
空の青さも良いコントラストです。
南国の香りたっぷりな中央公園
エスカレーターを登って外に出てみます。
この時、11時20分くらいでした。
こころなしか陽射しが台北より強いです。
子供たちが何やら写生をしていました。
どこまでものどかな風景です。
なんだろう、この懐かしい感覚は。
なんとなく胸がキュッと締め付けられるようなノスタルジックな想い。
中央公園はまた台湾らしく広大です。
気持ちいいです!
もう南国気分全開です!
この時期の台湾は暑いは暑いですがそこまでの湿気はなく、日陰に入ると風が心地よくて観光にはうってつけのシーズンです。
中央公園駅市街を散策
少し街をぶらぶらしました。
こちらも広々として気持ちいですね。
うーん、高雄、街歩きが楽しいぞ!
もう少しブラブラしても良かったのですが「龍虎塔」も行かなくてはいけないので昼食に向かう事にしました。
昼食は娘が選んでくれたお店に行きます!
アヒル肉料理の「鴨肉珍」
高雄での昼食は娘が事前に調べてくれたアヒル肉が食べられるお店です。
地元の方にも人気の「鴨肉珍」という老舗です。
これ、台湾にしては珍しくしっかりとした味付けでかなり気に入りましたよ!
鴨肉珍へのアクセス
「鴨肉珍」へは、中央公園駅から美麗島駅に戻ります。
美麗島駅で今度はオレンジラインに乗り換えて「西子湾」方面の2駅目、鹽埕埔駅で降ります。
4番出口を出たら、右に曲がってそのまま5分くらい歩くと見えてきます。
割とすぐにわかると思います。
絶品の鴨肉飯
実は7度目の台湾なのにまだ一度も魯肉飯を食べていない私。
なぜか縁がなかったんですよね。
でも多分ですが、この「鴨肉珍」の鴨肉飯は魯肉飯より私の口にあっているはずです。(笑)
というよりも、大抵の日本人の方の口に合います!
台湾の料理というと少し味が薄いようなものが多いのですが、これはしっかり味が付いていて実に美味しい!
初めてアヒルの肉を食べましたが、クセもなく柔らかく、魯肉飯が苦手な方でも大丈夫なはずです。
私もあっという間に完食してしまいました。
私達は小サイズを頼んだのですが、それでも十分な量でしたよ。
いやあ、良いお店を選んでくれた娘の感謝です!
ちなみにスープ(綜合下水)の方は、ホルモン系がたっぷり入っているので苦手な方はダメかも。
間違いなくうちの奥さんはダメだと思います。
味も少し薄いのですが、お店のおばちゃんが専用のタレに付けて食べて、というので付けてみると良い感じの味になりました。
もう一品は、アヒル肉だけのお皿(鴨肉切盤)です。
さすがにお腹が膨れてきたのであとは娘にお任せしました。(-_-;)
私達が頼んだメニュー
鴨肉飯(小)X2 55元(約195円)
鴨肉切盤 60元(約213円)
綜合下水(湯) 50元(約177円)
合計 約780円
いやあ、2人でお腹いっぱい食べて、しかも珍しいアヒルの肉ですよ。
そして美味しいときています。
それで800円もしないんですから、安すぎでしょ!
ちなみに注文から支払いまで全て娘に頼みました。(-_-;)
注文はおばちゃんに娘がこのお店を探すのに参考にしたブログをスマホで見せながら頼みました。
多少、何かやりとりがあったようですがそれほど難しくはないようです。
こういうブログは本当に助かりますよね。
早く私もそうした人様のお役に立つブログを書きたいものです。(-_-;)
お支払いは料理が出そろった時点でテーブルにて支払います。
ただ、一つ失敗したのが台湾のお店では普通なのですが、飲料水関係がなかった事ですかね。
もしかしたらあったのかもしれませんが、店内を見渡しても飲んでいる人はいませんでした。
持ち込みはおそらく問題ないと思うので飲料水はあらかじめ買っておいた方が良さそうですね。
しかし、高雄に来たら「鴨肉珍」おすすめです!
どうせ、美麗島駅に行くのでしたらアクセスも悪くありませんよ。
再び、佐営駅へ
いよいよ高雄のシンボル的存在「龍虎塔」に向かいます。
時間は、12時半です。
再び美麗島駅で乗り換えて佐営駅に戻ります。
今、思えば新幹線やMRTの佐営駅ではなく、どうやら台鉄の佐営駅が徒歩なら近かったようです。
そうか、だから結構時間がかかったのか・・(-_-;)
というお話はまた次回に続きます!
高雄は最近では日本の観光客にも人気が出てきましたが、意外とガイドブックって少ないんですよね。
その中ではこの「地球の歩き方」がかなり参考になりましたので一応紹介しておきますね。
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