この記事は、あまり知られてはいませんが台湾観光に超おすすめの隠れた名店ならぬ隠れた穴場ホテルをご紹介します。
それはイースティン台北ホテル (怡品商旅)です。
先日私は6度目の台湾旅行で初めてこのホテルに宿泊しました。
最初は安さと立地に魅かれて安易に予約してしまい多少不安を抱えていました。
しかし、宿泊してみてとても気に入ったので、ぜひこれから台湾旅行を考えている方の参考になればと思い体験記を書きたいと思います。
イースティン台北ホテルの立地
イースティン台北ホテルは台北中心部に位置して、いわゆる「東区」といわれる繁華街にあります。
このエリアは、おしゃれなレストランやカフェなどが立ち並ぶ最先端の場所です。
最寄り駅はMRT忠孝復興駅で「太平洋SOGO」が目印ですね。
忠孝復興駅は文湖線と板南線が乗り入れしており、文湖線は3駅で松山空港まで行けます。
板南線なら3駅で台北駅まで行けます。
もちろん観光地へのアクセスも便利です。
例えば、板南線で国父記念館、龍山寺、西門へ、1駅の大安で淡水信義線に乗り換えれば台北101、東門、中正紀念堂信義線、士林夜市などへ簡単に行けます。
忠孝復興駅からは3通りのアクセス
今回私達は、松山空港からMRT文湖線で忠孝復興駅まで行きました。
忠孝復興駅からホテルまでのアクセスは3通りの方法があります。
- 4番出口を出てそのまままっすぐ徒歩5~6分
- 11番出口を出てすぐ目の前
- 14番出口を出て少し戻る
私達は、最初にホテルに向かう時は改札を出て一番近い4番出口を出てそのまままっすぐ歩きホテルを見つけました。
ただ、このホテルはいわゆるシェラトンやオークラのようなホテルと違ってどちらかというとビジネスホテルに近いホテルです。
その為、豪華なエントランスやロビーがあるわけでなく、雑居ビルの中に入っています。
なので入り口がとてもわかりにくく、うっかりしていると通り過ぎてしまうかもしれません。
住所が87ですので、入り口に87とありますので、それを目印にして下さい。
雨の日は11番出口がおすすめです!
私達は結局、最初だけ4番出口を使いましたが、あとは全て11番出口を使いました。
というか、事前に調べたのが4番出口の情報だけでしたので、単純にそれ以外の行き方を知らなかったのです。
いざ、ホテルを出て駅に向かおうかとした時、すぐ前に地下に向かう階段があったので降りてみたら地下街に出て、そのまま駅に行ける事がわかりました。
それが11番出口でした。
以後、私達は11番出口を利用しました。
台北は30度を超える蒸し暑さでしたので、外を歩いて駅に向かうより涼しい地下街を抜けて駅に行った方が断然楽でしたね。
途中に美味しいスイーツのお店もありましたし、なかなか楽しい地下街でしたね。
二泊三日の旅行だったのですが、最終日だけ雨になりました。
そんなときも、この11番出口ならほとんど濡れずに地下街に行く事が出来て大変便利でした。
11番出口のデメリット
そんな便利な11番出口ですが、一つだけデメリットがあります。
それはエスカレーターがないのです。
しかも、結構な距離のある階段でした。
なので、スーツケースを持っているとかなりきついです。
特に女性ですと大変かもしれません。
ちなみに4番出口には上りエスカレーター、14番出口は上り下り両方のエスカレーターが付いていますので、多少歩いてもいいという方はこちらの利用したほうがいいかもしれません。
お部屋は綺麗で快適
さて、いよいよホテルの中です。
雑居ビルの14階がフロントになります。
エレベーターはすぐに来ますが、雑居ビルだけに乗り合わせるのはビジネスマンやOLさんばかりです。(笑)
14階でエレベーターを降りるとすぐ目の前にフロントがあります。
若い女性の方が受付で、予想以上に綺麗な雰囲気です。
ちなみに日本語は話せない感じでしたが、まあそれほど困ることはありません。
チェックインは15時で、1時間近く早く着いたのですが、準備が出来ていたようでチェックイン出来ました。
部屋は100号室のスタンダードツインルームでしたが、ドアを開けた瞬間に目に飛び込んできたのが横長の大きな窓です。
フローリングの明るい部屋で、どうせビジネスホテルだろうからと期待していなかったのですがとても好印象でした。
ちなみにウェルカムドリングはちゃんと置いてありますし、お掃除やベッドメイキングも普通にやってくれますよ。
無料Wi-Fi接続もありますし、ベッドサイドにはそれぞれ電源もあります。
ちょっとしたシティーホテルにありがちな部屋の照明の暗さはなく、窓も広く電気も明るいので過ごしやすいです。
洗面所はシャワーのみ、ウォシュレット便座はなし
このスタンダードツインルームはベッドが二台、洗面所はユニットバスタイプで浴槽はなくシャワーのみとなります。
また、トイレもウォシュレット便座ではありませんでした。
このあたりが気になる方は、グレードの高い部屋を選んだほうがいいでしょう。
私も、本当はウォシュレット便座が良かったのですが、まあそこは値段も値段ですしウェットティッシュを使えば問題ありません。
シャワーの水圧も十分でしたし、アジアのホテルでよくある洗面所が透明ガラスとかではありません。(笑)
ただ、曇りガラスでしたので、多少は透けて見えますが丸見えというわけではありませんのでご安心を。
まあ狭い部屋ですので、多少トイレなどは気を遣うかもしれませんが、家族なら問題ないでしょう。
朝食はモスか豆奨のデリバリーサービスです!
何度も言いますが、このホテルは雑居ビルの中にある為、ホテル内にレストランなどはありません。
なので、お部屋にデリバリーで朝食を届けてくれるのです。
珍しいですよね。
私はホテルの朝食ビュッフェは割と好きなのですが、このホテルは立地が良いので朝は外のお店で食べる方が良いと考えていました。
しかし、せっかくの朝食デリバリーサービスなので頼んでみました。
これは、チェックインの時に聞かれます。
モスフードか豆奨なのですが、私達はモスフードにしました。
台湾料理は外でちゃんと食べたいと思っていたので。
朝食は外で食べる予定なので少しだけにしておこうと思ったのですが、ついつい食べてしまいました。
モスも美味しいですよね。(-_-;)
ルームサービスは7時か9時で選べます。
私達は7時でお願いしていましたが、事前に電話もしてくれてとても丁寧でしたよ。
共用スペースでコーヒーが飲めます!
フロントから部屋に行く途中にちょっとした共用スペースがあります。
そこではコーヒーが無料で飲めますし、部屋に持ち帰ることも出来ます。
このコーヒー、結構本格的で美味しかったですよ。
ちょっとしたお菓子なんかも置いてありましたので、出かける前の休憩なんかにもいいかもしれません。
まとめ
今回、初めてイースティン台北ホテルに泊まってみてあまりにも便利だったので記事にしてみました。
私はこれまで割と価格の高いホテルに泊まっていましたので少し不安でしたが、ここならこれからも使いたいと思いました。
私が良い!と感じたことをまとめてみました。
- 最寄り駅の忠孝復興駅はとにかく観光に便利!
- 地下街利用で雨、暑さを避けてホテルに行ける!
- 部屋が綺麗で値段が安い!
- 雨の日でも地下街、そごう、鼎泰豊など有意義に過ごせる!
今回は、最終日が朝から雨でしたがこのホテルのおかげでほとんど濡れずに台北駅まで行ってショッピングや食事も出来ましたし、忠孝復興駅に戻ってからも地下街やそうごうを散策して楽しく過ごせました。
おまけに松山空港までも近く、今回はタクシーに一度も乗りませんでしたので、その分節約も出来ましたよ。
最後に気になるお値段を紹介しておきますね。
これは、奥さんがExpediaで航空券とホテル代セットで予約を取りました。
2019年5月の土日月の二泊三日で、二人で税込み¥134,425でした。
これまで20万前後はかかっていたので、かなりお得感がありました。
この値段であの便利さ、クオリティならまた使ってみたいと思わせてくれたホテルでした。
以上、私のおすすめのイースティン台北ホテルのご紹介でした。
既にExpediaの会員になっている方ならポイント利用でお得感があるのでそのままExpediaを利用するのがいいですよね!