タイトルを見て、九份ってそんなか?と思われたらすみません。
これ、私がたまたまチャーイェタンの八角に身体がびっくりしてしまっただけなんですね。
その証拠に、一緒に行った奥さんは全然大丈夫でしたので。
まあ、私のように臭いに敏感な方はお気を付けて、というか、最初から分かっていればかなり違うと思いましたので・・
ぜひ、少しでも参考になれば幸いです。(-_-;)
ノスタルジックな風景、九份は雰囲気たっぷりな場所
「九份」、提灯がともるノスタルジックな風景、ジブリの大ヒット映画のモデルにもなったと言われる世界観・・
旅行雑誌の台湾編では必ずトップページに出てくる台湾旅行の最大の目玉ですね。
あまり印象がなかった台湾ですが、私は性格上、事前準備はしっかりするほうなので、いろいろ調べて、この九份が一番楽しみな場所となっていました。
何か懐かしさと郷愁を感じさせる細い路地・・
ここがうまくはまれば、私にとってのこの台湾旅行は大成功になるだろう、そんな気持ちで楽しみにしていました。
ところが、です。
セブンイレブンで衝撃的な臭いに出会いました!
一番楽しみにしていた九份。
そんな九份でしたが、私はタクシーを降りたとたん、干物のような臭いにまず、違和感を感じました。
元来、するめなど珍味系は好きなのですが、この時はやはり疲れていたのでしょうね、お土産屋の海鮮干物の臭いにすら、もうテンションが下がり始めていました。
次に、トイレに行ったのですが、その臭いに更にやられ、きわめつけは、少し涼もうと思って入ったセブンイレブンでした。
何でしょう、全く思いもしなかった臭いに出合い頭に出会ったという感じの衝撃!
今まで、経験したことのない臭いに思わず、ハンカチで鼻と口を塞いでいました。
以後、2日目までこのスタイルが私の基本スタイルとなったのです。2泊3日のうちの2日間ですよ!情けない・・(-_-;)
しかし、それくらいのインパクトだったのです。
衝撃な臭いの正体はチャーイェタンという卵
これ、後で調べたら、チャーイェタンというお茶の葉で煮込んだ卵なんですが、これがコンビニに入るとレジ前、一番いい場所にドーンと場所を取っているのです。
これが、強烈な臭いを発していまして、この時は、「八角」という言葉すら知らなかったので、とにかく「なんだ、この臭いは!!」という感じだったのです。
どの場所に行っても、コンビニだけは、安心できる場所、行ってみればゲームでいう「セーブポイント」のような場所だったのですが、この旅行での私には安心安全であるはずのコンビニが、結構入るのに勇気のいる場所になってしまったのです。(-_-;)
そんなこんなで、テンション落ちっぱなしの私は、九份散策ですら、臭い、暑さ、疲れ、混雑で、楽しむどころではなかったですね。
なんせ、常にハンカチで口と鼻をおさえた中年オヤジが臭いにびくびくしながら挙動不審に散策しているわけですから、はたからみたら何とも不気味な光景ですよね。(笑)
本当、今となっては笑い話なんですけどね。
それでも、なんとか、あの有名な場所までたどり着き、お茶を飲みながら疲れを癒しました。
私はこんな情けない感じになってしまったのですが、奥さんは楽しめたようなので、それだけでも良かったです。
ただ、提灯に灯りがともる時間までは、心身ともに私の体力が持たず、申し訳ないですが、日が落ちる前には台北に戻る事になりました。
台湾、好きになれるのかな~?
帰りももちろんタクシーを利用しました。
台湾はタクシーはもちろん、交通費がものすごく安いので遠慮せずにタクシーを利用しましょう!
日本もこれくらい安ければ、もっと人の移動も増えて消費も拡大すると思うんですけどね。
それにしてもですよ。
台湾初日にして、臭いにやられるとは・・・
はあー、これからこの旅行どうなるんだろう?
台湾、好きになれるかなあ?(笑)
2019年9月【追記】
ご安心ください!
この後、「またか!」と自分でも思うくらい台湾に行くことになりますので(笑)
台湾というより八角の臭いについては既にこの旅行の2日目後半あたりから適応し始め、最終日には次来るときはリベンジだ!とポジティブに思えるくらいになっていましたので。
さすが人間の適応能力は優れています。
今では、その国それぞれの特有の香り、そう日本も例外ではありません。
そんなことまで含めて「旅」の楽しさだと感じていますよ。
以上、追記でした!
この時の私には、どちらの答えもネガティブな考えしか浮かばなかったですね。
初日の夜は、士林夜市です。
さて、この夜市で私のテンションは復活したのか、それとも停滞したままなのか・・