2018年11月に娘と台湾に2人旅に行ってきました。
娘と2人だけで旅行するのは香港に続いて2度目です。
この旅行では私が初日にパスポートと全財産の入ったパスポートケースを紛失するという大失態を犯してしまいました。
それでも、娘の落ち着いた対応、日本で留守番をしてくれていた奥さん、ホテルや空港スタッフ、空港警察や移民署の方達の温かい協力のおかげで2泊3日の台湾旅行を存分に楽しむことができました。
この記事はそんなトラブルがどうして起こってしまったのか、またどうしたら防げたのか、今更ながらの注意点を書いていきます。
パスポート紛失までの顛末
それでは、私がパスポートを紛失するまでを順を追って書いていきますね。
娘との楽しい2人旅のスタートはやはりここからです。
はい、私達家族の旅はいつもANAラウンジから始まります。
私はいつものように、ビール、カレーライス、山菜そばです。
ANAラウンジのカレーライスは肉じゃがもたっぷりでおすすめです!
娘の食欲も旺盛です。
ちゃんと最後はカステラまで食べていました!(-_-;)
SFC修行、本当にやってよかったです!
海外旅行に頻繁に行くなら、やはりラウンジは欠かせません。
クレジットカードは各自で保管しよう!
9時20分の出発まで娘が免税店で買い物をしました。
はい、この時にまず一つ目の失敗をします。
私がSFC修行をした為、家族カードを発行しているので家族全員がVISAのSFCカードを持っています。
娘が買い物をする時、娘名義のSFCカードを渡そうか迷ったのですが、失くしたらいけないと思い私が一緒に持つことにして私のカードを使ったのです。
そうです、この時娘にカードを渡していれば、その後に展開も随分変わったと思います。
少なくとも、お金の心配はしなくても済んだでしょうね。
娘をもう少し信用していれば良かった・・
注意点の一つ目は、クレカは各自で保管し分散しましょう。
現金は各自で持とう!
その後起きる事となるトラブルなど全く考えもせず、12時半私達親子は無事、台湾松山空港に到着しました。
私にとっては5度目の台湾です。
もう緊張感など程遠い気分です。
いつものように、両替に向かいました。
両替は娘に任せて私はすっかりリラックスしていました。
5万円を換金しました。
現金は娘も夜市などで買い物もするので私が3万をとり、娘に2万を渡しました。
この娘に渡した日本円にして2万円が、後々私達を助ける事になりました。
2つ目の注意点は、現金は各自で持とう!
パスポートケース(財布)はパンツのお尻ポケットに入れてはいけない!
両替も済んで、さくっと到着ゲートを出てすぐ近くのベンチに陣取りスーツケースを広げました。
先日、台湾に行った時にそのベンチを撮ってきました!(笑)
もちろん、見つかりませんでしたけどね。(-_-;)
イモトのWi-Fiをつなげ、必要のないものをショルダーバッグからスーツケースに移し替えたり荷物整理を一通り済ませました。
娘に両替をしてもらい現金をパスポートケース(財布)に入れたところまでは記憶があります。
でも、その後が全く覚えていないんですよね。(-_-;)
両替が済んでから到着ゲートを出てベンチまでは時間にして2~3分程度、距離にして10メートルもないくらいです。
その間、不審な人物にあった記憶も、誰かとすれ違った記憶もないんですよ。
もちろん、ショルダーバッグから抜き取られたというのもちょっと考えにくい。
私の想像では、おそらく両替後に現金を入れてからそのままショルダーバッグではなくジーパンの尻ポケットに入れてしまったのではないかと。
このユニクロのジーパンの尻ポケットがまた浅いのでかなり危険なんですよね。
きっと慢心していたんですね。
今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だと、馬鹿ですね。
この時に落としたのか、ベンチでスーツケースを広げている時に落としたのか、あるいは、すられたのか・・
いずれにしても、私の大ポカですね。
3つ目の注意点は、パスポートケース(財布)は尻ポケットに入れてはいけない!
パスポートやクレカなど大事な物は分散しよう!
パスポートケース(財布)を紛失しているなんて全く考えもせず、タクシーでホテルに到着した私達。
いざ、チェックインしようとしたその瞬間に、ようやくその深刻な事態を自覚する事になります。
いくら探してもないのです。(-_-;)
あんなに、「パスポート持っているか?」と家族に声をかけていた私でしたが、どんなに探してもないのです。
その時の娘の言葉が・・
「うそでしょ?」
ええ、本当、うそならどんなによかったでしょう!!
呆然と立ち尽くす父。(-_-;)
意外と冷静な娘。(笑)
ホテル到着まで予定通りに進み、小雨だった天気まで晴れ間が出てきて、余裕を持って九份に行けると思っていた矢先の父の大失態!
娘に申し訳ない気持ちと、この先どうしょうという不安・・
ここから、台湾のいろんな人の親切な対応や日本にいる奥さんの機敏な対応に助けられるのです。
4つ目の注意点は、パスポートやクレジットカードや現金など、大切なものは財布を別にするとか分散させておくこと!
うーん、当たり前のことですよね。
初めての台湾旅行ではちゃんとやっていたのに!
慢心だ、まさに慢心・・
実は、紛失したパスポートケースですが、二回目の台湾旅行からずっと使っている私の超お気に入りのパスポートケースなんです。
私はレザー商品が好きで、このパスポートケースもそのひとつでした。
Bellroy(ベルロイ)というオーストラリアの革製品ブランドの商品で、「Bellroyトラベルウォレット」といいます。
パスポートがしっかり収納できるうえ、カードも6枚、航空券や出入国カードもすっぽり入るサイズでミニボールペンも付属しており、それでいてとても薄くてスタイリッシュなんです。
革の手触りもよく、とてもお気に入りだったので、このパスポートケースに全部入れてしまったんですね。
お気に入りが災いしてしまいました。(-_-;)
海外旅行時の貴重品保管の注意点、まとめ
以上が、台湾松山空港に到着してからパスポートを速攻で紛失してしまい、それに気づくまでの顛末です。
基本中の基本ですが、今回私が実際に体験して改めて痛感した海外旅行時の貴重品の取り扱いに関しての注意点をまとめます。
- クレジットカードは各自でしっかり保管しよう!
- 現金、特に両替後の外国紙幣は各自でしっかり保管しよう!
- パスポートケース(財布)は尻ポケットには入れないようにしよう!
- パスポートやクレジットカード、現金は別財布で分散しよう!
ただ、起きてしまったことは仕方ないので、その失敗から改めて注意すべき点をあげていきました。
書いていて思ったのですが、本当に当たり前の事ばかりです。
でも、実際に自分がその目にあってみないと実感できないのも事実です。
私はこの時の失敗は、少し慢心していた気持ちにカツを入れてもらったと考えています。
当たり前のことを当たり前にするという事は簡単なようで意外と難しい事ですね。
でも冒頭にも書きましたが、こんなトラブルがあったのも関わらず、この旅行はとても楽しいものになりました。
関係各所への連絡、奥さんに住民票取り寄せの依頼等のとりあえずの対応が済んだ後、娘に渡していた2万円をどう使って旅行を楽しむのか、終始、落ち着いていた娘と相談しました。
結果、その夜は士林夜市に行くことにしました。
娘と一緒に異国の地で飲むビールの美味しい事!!
大変なトラブルがあったけど楽しい夕食でした!
次は、初日のトラブルからリカバリーした私達の台湾旅行2日目からの事を書く予定です。
また、別記事でこの時のパスポート紛失後の対応も書いていますので、よろしかったらご覧ください。