2019年4月、娘と二人で行ったタイ旅行2日目の後半です。
「ターミナル21」で遅い昼食をとってホテルで少し休憩してから「ラチャダー鉄道市場」へ向かいました。
そこでなんと娘が大事なスマホを紛失してしまうというまさかのアクシデントに襲われます。
その時の周囲のタイの方達の優しい反応を書きたいと思います。
この記事を読んで、改めて海外でのスマホ等貴重品の管理について私達の失敗を反面教師にして頂ければ幸いです。(笑)
ラチャダー鉄道市場とは
まずはラチャダー鉄道市場を簡単に紹介します。
ラチャダー鉄道市場はバンコク屈指のナイトマーケットです。
線路が近くにあったことから、「鉄道市場」と呼ばれ約1000件ものお店が所狭しと立ち並びます。
私達が行った時も、土曜日だったこともあり物凄い賑わいでした。
なので、あまりお店をしっかり見て買い物をするというよりも、とりあえず見て回る、そんな感じになっちゃいましたね。
インスタ映えするラチャダー鉄道市場の眺め
ただ、このラチャダー鉄道市場を日本でも有名にしたのはなんといってもインスタ映えする夜の眺めでしょう。
この写真、どこから撮っているのかというと、隣にあるビルの駐車場からなんですよ。
もうかなり有名になっていますから、私達が行った時もかなりの人数の人がいましたね。
それでも、撮影スポットはたくさんあるのでわりと好きなように撮れると思います。
確かに地味なコンクリート造りの駐車場を歩いていった先の視界に広がる色とりどりのライトアップされた連なるテントの屋根は、とても鮮やかで目に痛いくらいでした。(笑)
こりゃ、映えますね!(-_-;)
ワットパクナムの緑天井といい、タイは視界へのインパクトが強いですね。(-_-;)
もう、娘は撮影に集中しております。
私も娘のカメラマンと化しております。(笑)
結局、市場よりもこちらのほうがメインになってしまった印象です。(-_-;)
でも、娘が楽しんでくれたならそれでOKです・・
とりあえず行き方を簡単に書いておきます。
方向音痴の私達親子でもサクッと行けましたので、多分大丈夫と思います。(-_-;)
ラチャダー鉄道市場・撮影スポットへの行き方
私達の宿泊先の「オークラプレステージバンコク」からの行き方で説明します。
ホテルはBTSプルンチット駅に直結していますので、プルンチット駅からアソーク駅に行きます。
アソーク駅でMRTスクムウィット駅に乗り換えてタイカルチャーセンター駅で降ります。
30分くらいで行けちゃいます。
さて、肝心のインスタ映えする撮影スポットへの行き方です。
MRTタイカルチャーセンター駅に着いたらとりあえず3番出口を目指します。
地上に出ると目の前にエスプラネード(ESPLANADE)というショッピングセンターがあります。
これもすぐに見つかると思います。
このエスプラネードの4階駐車場が撮影スポットになります。
駐車場自体は少し暗くて不安な感じもしますが、造り自体は日本のそれと同じですし、行けば、たくさん人がいると思いますから大丈夫です。
簡単ですね。
ラチャダー鉄道市場で娘がスマホを紛失!!
冒頭にも書きましたが、このタイ旅行の最大のアクシデントが起きてしまいました。
娘があれほど大事にしていたスマホを失くしてしまったのです。
思えば、出だしから不穏な空気が流れていましたよね。
なんせパスポートを家に置き忘れたのですから。(-_-;)
そして、旅先、しかも異国でのスマホ紛失ですよ。
今となっては笑い話なんですが、私達家族、なんかこういうの多いですね。
香港旅行の際に、奥さんが羽田空港でスマホ紛失。
これは見つかったから良かったんですが、その後、私が台湾・松山空港でパスポート、クレカの入ったパスポートケースを紛失!
これは一番、やってはいけない失態でした。
結局、見つからず大変な目にあいました。
そのあたりの記事はこちらに書いてありますので宜しければお読み下さい。
そして、今回です。
何でしょうね、私達・・(笑)
ポジティブに考えれば、旅の神様がこれから何年も続くであろう私達の旅行をトラブルなく楽しく過ごす為に最初に注意喚起してくれたと、そう思う事にします!
娘がスマホを紛失した状況
まずは簡単に娘がスマホを失くすまでの状況を書きます。
エスプラネードの駐車場でインスタ映えする撮影をした後、市場に行きました。
ここでは奥さんから指定されたタイの伝統工芸品のソープを探してお店を見て回ったのですが、すぐに気付きました。
ここには無いと!(笑)
そりゃ、無いですよ。ここはそういうちゃんとした工芸品を売っているようなマーケットじゃないですから。(-_-;)
ただ、なんとかお留守番してくれている奥さんに喜んでもらおうと類似品でもないかと、娘と必死にお店を回りました。
もう混み具合が半端なく、こうした場所ではスリも多いのでショルダーバッグは前にしていました。
確か、娘も気を付けていたと思うんですけどね。
結局、お目当てのものはなく、私達もこの後、タイの有名店「ソンブーン」で夕食の予定だったので何も買わずに出口付近まで来ました。
ここで、上手く二人の自撮りが撮れなくてもたもたしている私に代わって娘が自分のスマホで自撮りを撮ってくれました。
思えば、この時が娘のスマホを見た最後でしたね。(-_-;)
私の頭はもう「ソンブーン」に向かっていたので、駅に急いで戻りました。(笑)
さあ、改札に向かおうかとしたその時、羽田空港の時と同じようにまたしても娘から衝撃的な言葉が発せられたのです!
「お父さん、私、スマホ失くしたかもしれない!!」
えっ、
嘘でしょ!!
もう力が抜けましたね。
でも、台湾でパスポートを失くした私に優しくしてくれた娘だ。
ここは冷静に冷静に・・
自分に言い聞かせながら、最後に娘がスマホを使ったあの市場の出口付近に戻りました。
しかし、ありません。
そこから駅までの道も、ショッピングセンターも出来る限り探しましたがやはりありません。( ;∀;)
途方に暮れた私達は、最後に市場の出口付近のお店の人達に助けを求める事にしたのです。
タイの人達の娘のスマホ捜索大活動!
娘がスマホを失くしたと思われるのは先ほども言いましたが、市場の出口付近です。
ここで二人の自撮りを撮ったのが記憶にある最後です。
おそらく、そこでバッグに入れたつもりが落としてしまったか、その直後混雑していた横断歩道あたりでスリにあったか、と思われます。
まずは、現場に最も近いスマホ関連の売り場のスタッフさんに話をしてみました。
とはいっても、お互い片言の英語でしたが。
それでも大体話は通じまして、若いスタッフの方達3人くらいであーだこーだと話し合っていました。
そして、周辺の売り場に聞いてくれたり、拾得物受付にも一緒に着いてきてくれて書類記入を手伝ってくれたり、事情を説明してくれたりと、それはそれは丁寧に熱心に対応してくれたのです。
他にも、私のiphoneを使って「iphoneを探す」機能を試みてくれたり(これは真っ先に私もしたのですが、あいにくこの時娘のiphoneはオフにしていたのでした・・)、ホテルにスマホが見つかった場合に連絡くれるようにというメッセージを送ってくれたり、いろいろしてくれました。
また若い女性スタッフの一人は、片言の英語で一生懸命に、落ち込む娘に自分も同じような経験をしたことがあります、という慰めの言葉もかけてくれました。
最後に、警察に届け出をしたほうがいいよと言って別れました。
本当にこちらが驚くくらいに親切な対応をしてくれました。
スマホはもう出てこないだろうと途中から諦めていた私達でしたが、あまりにも熱心にスマホ探しに付き合ってくれるタイの若いスタッフの皆さん達になんだか温かい気持ちになりました。
スマホを失くした事はショックな出来事でしたが、逆にタイの方達の優しさを感じる事が出来て、これはこれで良かったと思う事にしました。
台湾で私がパスポートを失くした時もそうでしたが、私達はアクシデントに見舞われながらも心温かい親切な対応を施してもらっているなあ、と感じます。
結局、時間もありませんでしたし、警察の場所もよくわからなかった事、とにかく混雑がひどいのもあり、とりあえず携帯電話会社に連絡して使えいないようにしてもらい、警察へは行きませんでした。
かれこれ1時間近く、スマホ紛失騒動に時間を割きましたので結局、楽しみにしていた「ソンブーン」での食事は出来ませんでした。( ;∀;)
最後に
2泊3日の2日目の夜という、大切な時間でとんでもないアクシデントに見舞われてしまったわけです。
でも、どれだけ気を付けていても、起こってしまうものなんですよね。
奥さんからはラインでしょっちゅうバッグは前にするように!という注意が届いていました。
もちろん、私達もお互いに気を付けていたつもりだったのですが、どこか集中力が欠けていたのでしょうね。
考えるに、まずは奥さんのお土産を探さなければ、という事と「ソンブーン」で夕食の予定だったので、かなりタイトなスケジュールになってしまった事が原因の一つかと思われます。
それでかなりラチャダー鉄道市場では急ぎ目になってしまったと思います。
そんな私の焦った態度がきっと自然に娘にも伝わったのでしょう。
申し訳ない事をしたと思います。
それなのに本当はスマホを失くして落ち込む娘に、もっともっと優しくしてあげなくてはならなかったのに・・
最初はともかく、だんだんちょっとだけ、いや普通に不機嫌に接してしまったかもしれない狭量な父を許してください!(-_-;)
この穴埋めは、次回の旅行でさせてもらいます!!(笑)
どうか、皆様も市場など人が混雑する場所ではくれぐれも注意してください!
しかし、iphoneというのは凄いですね。
言葉は通じなくても、iphoneの操作方法は世界共通!
大したものです。
この後、「ソンブーン」で夕食にありつけなかった私達の夕食を目指してのお店探しと、深夜零時すぎのお洒落なルーフトップバーでの夜景へと2日目の夜は続きます。